白鳥山砦跡(読み)しらとりやまとりであと

日本歴史地名大系 「白鳥山砦跡」の解説

白鳥山砦跡
しらとりやまとりであと

[現在地名]富沢町万沢

静岡県との県境の富士川右岸に位置する白鳥山にある砦。白鳥山は城取山ともいう(甲斐国志)。標高五六七・七メートル。永禄一二年(一五六九)武田信玄駿河へ侵攻した折設けたという烽火台で、山中には陣場・鞍掛・馬ノ背・大鼓・打揚山などの地名が残る(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android