鞍掛(読み)クラカケ

デジタル大辞泉 「鞍掛」の意味・読み・例文・類語

くら‐かけ【×鞍掛(け)/×鞍懸(け)】

鞍を掛けておく4脚の台。
1を、踏み台としても用いたところから》踏み台。また、腰掛け。
鞍掛け馬」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「鞍掛」の解説

鞍掛
くらかけ

[現在地名]東部町大字鞍掛

金井かない出場でばを含む一帯の地域を、明治九年(一八七六)より同二二年まで鞍掛村と称した。鞍掛は、南北朝時代建武三年(一三三六)八月足利幕府が望月重直の女神氏姫夜叉に海野うんの庄鞍掛条賀沢村内田在家を安堵した宮内大輔某奉書(臼田文書)に、「望月神平六重直女子神氏所領信乃国海野庄鞍掛条賀沢村云々」と記されているのを初見とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android