百一漬(読み)ヒャクイチヅケ

デジタル大辞泉 「百一漬」の意味・読み・例文・類語

ひゃくいち‐づけ【百一漬(け)】

大根の間にナス塩漬けを挟んで漬けたたくあん漬け。百一物ひゃくいちもつにちなんだ、重宝な漬物の意とも、百日後に食べられるからともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百一漬」の意味・読み・例文・類語

ひゃくいち‐づけ【百一漬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 僧家百一物の名から。重宝な漬物の意 ) 漬物の一種秋茄子塩漬を、冬に沢庵を漬ける時いっしょにはさんで漬けたもの。〔食道楽‐秋(1903)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android