秋茄子(読み)アキナス

デジタル大辞泉 「秋茄子」の意味・読み・例文・類語

あき‐なす【秋茄子】

秋の末になるナス。小粒で実がしまり、甘みがある。あきなすび。 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「秋茄子」の意味・読み・例文・類語

あき‐なすび【秋茄子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 秋の末に結実したナス。
  3. あきなす(秋茄子)季語・秋 》
    1. [初出の実例]「あすの夜はたが嫁ならん秋なすび」(出典:随筆・独寝(1724頃)上)

あき‐なす【秋茄子】

  1. 〘 名詞 〙 ナスの栽培品種。秋の末に結実して、種子が少なく、美味。あきなすび。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「秋なすで匂ひがあって、大ぶうまいとて」(出典:咄本・笑長者(1780)秋茄子)

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