百刈(読み)ひゃくかり

精選版 日本国語大辞典 「百刈」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐かり【百刈】

〘名〙 田の面積を量る方法の一つ。刈り取った稲の束(たば)十把(一把は鎌の二手打)を一刈とし、その百倍の収穫ある田積。年貢納高や小作料を知る規準として古くから用いられ、百刈の地積は約一反歩とされているが、地方時代によって異同がはなはだしい。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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