日本歴史地名大系 「百合遺跡」の解説 百合遺跡ゆりいせき 三重県:飯南郡飯南町下仁柿村百合遺跡[現在地名]飯南町下仁柿 百合櫛田(くしだ)川と支流仁柿(にがき)川に挟まれた合流点付近の狭い低位段丘上にある。すぐ北に仁柿川、東は国道一六六号をおいて櫛田川、南は山脚が迫る。標高は約九五メートル。現況は畑地。遺物の散布範囲は東西約七〇メートル、南北約四〇メートルである。おもな遺物には縄文式土器・石器がある。縄文式土器は早期・前期・後期に属し、早期に黄島式や茅山下層式類似のもの、前期に北白川下層式がみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by