百銭(読み)ひゃくぜに

精選版 日本国語大辞典 「百銭」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐ぜに【百銭】

  1. 〘 名詞 〙百文をぜにさしにさしたもの。実際は九十六文で、百文に通用した。
    1. [初出の実例]「其後手元にありし百銭(ゼニ)をぬきて、心覚に目の子算用」(出典浮世草子好色一代男(1682)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「百銭」の読み・字形・画数・意味

【百銭】ひやくせん

かのかね。宋・軾〔王子直秀才(原)に贈る〕詩 里、雲山、一破裘 杖端に閑(しづ)かに百錢を挂(か)けて游ぶ

字通「百」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android