的殺(読み)テキサツ

精選版 日本国語大辞典 「的殺」の意味・読み・例文・類語

てき‐さつ【的殺】

  1. 〘 名詞 〙 九星占いで、各人生年の本命星と反対の方角。これを犯せばたたりがあるというもの。
    1. [初出の実例]「又家相、人相、方位、的殺、〈略〉等の事あり」(出典:風俗見聞録(18C後か)二)

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世界大百科事典(旧版)内の的殺の言及

【九星】より

…九星による運勢判断は,昭和初年ごろには暗記していた老人もあったが,近年は関心も薄れ,九星によって結婚相手との相性を判断することも衰微してきた。 九星術では,自分の生れ年の九星を本命星(ほんみようしよう)といい,本命星が在宮する方位をその人の〈本命(ほんめい∥ほんみよう)〉,本命の反対の方角を〈的殺〉といって,ともに1年間は凶方とされる。また本命星が中宮にある年は,本人にとって本命も本命的殺もない。…

※「的殺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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