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皇清経解 こうせいけいかい Huáng qīng jīng jiě

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世界大百科事典 第2版の解説

こうせいけいかい【皇清経解 Huáng qīng jīng jiě】

中国,清代の経学研究書を収めた叢書。《学海堂経解》とよばれる。両広総督の阮元が厳杰(げんけつ)に命じて編集させ,1829年(道光9)に完成し出版された。188種,1400巻。その後1862年(同治1),両広総督の労崇光(1802‐67)が続刻8種,8巻を併せて補刻再版した。現在流布しているのは,たいていこの補刻本である。さらに1888年(光緒14),江蘇学政であった王先謙が《皇清経解続編》209種,1430巻を刊刻。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

皇清経解
こうせいけいかい

全1400巻。清朝経学(しんちょうけいがく)の成果を集成した叢刻(そうこく)。両広総督として広東(カントン)に赴任した阮元(げんげん)が、学海堂を建てて学者の養成に努めつつ編纂(へんさん)に着手し、雲貴総督に転任したあとは夏修恕(かしゅうじょ)や門人厳杰(げんけつ)らに指示を送って、1829年(道光(どうこう)9)に完成した。漢唐訓詁(くんこ)の学が『十三経注疏(じゅうさんぎょうちゅうそ)』に結集されたあと、宋元(そうげん)の経解は清初に『通志堂経解』に集録されているのを承(う)けて、清初以来の学者の著述について経書注釈の体をなすものを主として75家182種を集めている。1857年(咸豊7)太平軍の兵火に版木の10分の6が焼けたが、60年に補刻され、「庚申(こうしん)補刊」本とよばれて通行する。1888年(光緒14)に王先謙(おうせんけん)による『皇清経解続編』全1430巻が刊行されたが、さらに続編として『南菁(なんせい)書院叢書』がある。[近藤光男]

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