皇華(読み)こうか

精選版 日本国語大辞典 「皇華」の意味・読み・例文・類語

こう‐かクヮウクヮ【皇華】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天皇または皇室をうやまっていう語。
    1. [初出の実例]「爰承累葉之慶。浴皇花之恩、年三十極人臣之位」(出典本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)
  3. ( 「詩経小雅‐皇皇者華」より ) 天皇の使者勅使
    1. [初出の実例]「皇華辞宅遠有期。行踏雲山臘月時」(出典:文華秀麗集(818)下・和滋内史奉使遠行観野焼之作〈巨勢識人〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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