皮頭巾(読み)カワズキン

デジタル大辞泉 「皮頭巾」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ずきん〔かはヅキン〕【皮頭巾/革頭巾】

革や毛皮で作った頭巾。特に江戸時代火消しがかぶったもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皮頭巾」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ずきんかはヅキン【皮頭巾・革頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 皮や毛皮で作った頭巾。特に、江戸時代、火消人足のかぶった皮製の頭巾。火事場での危険を防ぐため以外に、火消人足と見物人とを区別する目印意味もあった。
    1. [初出の実例]「革頭巾きなれの山や本の鹿〈照龍〉」(出典:俳諧・誹枕(1680)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android