日本歴史地名大系 「皿貝村」の解説 皿貝村さらがいむら 宮城県:桃生郡河北町皿貝村[現在地名]河北町皿貝高津森(たかつもり)(標高四一九・一メートル)、大峰(おおみね)山(四〇四メートル)の南麓、東西を山に囲まれた谷間に位置。東は馬鞍(まぐら)村、南は中野(なかの)村。南部を東西に道・古川(ふつかわ)堀が通る。桃生郡北方二〇ヵ村大肝入支配下の村で、寛永一八年(一六四一)の高二八貫二八六文・反別三八町余、うち田一八貫九七文・反別一四町二反余、畑九貫三二文・反別二三町四反余、茶畑一貫一五七文・反別三反余、屋敷代七八八文で、名請人数一八(同年「検地帳写」及川剛家文書)。正保郷帳では田一七貫一七八文・畑九貫九八三文で雑木山と注され、ほかに新田一貫一二五文で、合計高は前掲検地帳写と同じである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by