盛安寺(読み)せいあんじ

日本歴史地名大系 「盛安寺」の解説

盛安寺
せいあんじ

[現在地名]大津市坂本一丁目

比叡山の東麓の丘陵地に位置する。瑞王山と号し、天台真盛宗。本尊阿弥陀如来。開基は真盛。寺伝によれば、文明年間(一四六九―八七)越前朝倉貞景の家臣杉若盛安が当寺を再興し、その名を寺号としたという。元亀(一五七〇―七三)の兵火で焼失したあと坂本さかもと城主明智光秀の祈願所になっていたとされる。俗に明智寺とよぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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