監臨(読み)かんりん

精選版 日本国語大辞典 「監臨」の意味・読み・例文・類語

かん‐りん【監臨】

  1. 〘 名詞 〙 その場に臨んで監督すること。また、その職の人。
    1. [初出の実例]「山田史御方、監臨犯盗」(出典続日本紀‐養老六年(722)四月庚寅)
    2. [その他の文献]〔史記‐陳余伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「監臨」の読み・字形・画数・意味

【監臨】かんりん

監督のためその場に臨む。〔史記、陳余伝〕夫(そ)れ天下將に監臨するに、王と爲らざれば不可なり。願はくは將軍立ちて楚王と爲れ。

字通「監」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android