目名潟村(読み)めながたむら

日本歴史地名大系 「目名潟村」の解説

目名潟村
めながたむら

[現在地名]峰浜村目名潟

水沢みずさわ川の北岸、東と南は水沢村に、北は八森はちもり(現八森町)に囲まれ、西は日本海に面する。村の半ばは砂丘地帯で、残りは、母谷もや(二七六メートル)を中心にする山地水沢川の中流南岸に支郷岩子いわこ村がある。

文禄元年(一五九二)の秋田実季分限帳(秋田家文書)に「弐百七拾六石九升九合 目長田村」とあり、正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には三一〇石、寛政六年(一七九四)の六郡惣高村附帳には当高五〇八石余が記される。

寛文四年(一六六四)の多賀谷左兵衛知行目録に、本田高二五三石余、開高五三石余とあり、村はすべて多賀谷氏の知行地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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