目引き袖引き(読み)メヒキソデヒキ

デジタル大辞泉 「目引き袖引き」の意味・読み・例文・類語

そで

声を出さずに、目で合図したり袖を引いたりして、相手自分意志を知らせるさま。
「―して笑うが人情」〈逍遥当世書生気質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目引き袖引き」の意味・読み・例文・類語

め【目】 引(ひ)き袖(そで)(ひ)

  1. 声は出さずに、目付きや袖を引っぱることによって、相手に自分の意思を伝えるさまをいう。
    1. [初出の実例]「誠にぬけ郎なりとて目引袖引(メヒキソデヒキ)いはれしを聞及ばるれ共」(出典浮世草子・世間御旗本容気(1754)五)

めひき‐そでひき【目引袖引】

  1. め(目)引き袖引き

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