デジタル大辞泉 「目掛ける」の意味・読み・例文・類語 め‐が・ける【目掛ける】 [動カ下一][文]めが・く[カ下二]1 目標にする。めざす。「的を―・けて弓を射る」2 世話をする。ひいきにする。目をかける。「日来ひごろ―・けし仕立物屋の」〈浮・一代男・八〉[類語]目指す・指向 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「目掛ける」の意味・読み・例文・類語 め‐が・ける【目掛】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]めが・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙① 目をつけてねらう。目標にする。めざす。[初出の実例]「あひしらひをめがけてこまかに足手を使ひて物頭(ものがしら)を本(ほん)にして働けば」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)二)「浅さ間のたけの廻りに御陣を御取候。去程にそれを目懸け候」(出典:勝山記‐天文一五年(1546))② =め(目)を掛ける③[初出の実例]「誰とても旅はういもの、めがけてたもれ」(出典:浮世草子・五箇の津余情男(1702)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例