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物頭 モノガシラ

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デジタル大辞泉の解説

もの‐がしら【物頭】

頭だつ役。長。かしら。
「お家の掟(おきて)を知らずんば、なぜ―には伺はぬ」〈浄・反魂香
武頭(ぶがしら)」に同じ。
「よき―をまことに幾人も申しつけ」〈甲陽軍鑑・三七〉
能楽で、頭にいただくかぶり物。かしら。
「―を本(ほん)にして働けば、面白き便りあり」〈花伝・二〉

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世界大百科事典 第2版の解説

ものがしら【物頭】

戦国・江戸時代の武家の職名あるいは格式の一つ。一般に歩兵の足軽,同心などからなる槍(長柄(ながえ))組,弓組,鉄砲組などの頭(足軽大将)をいう。侍組(騎兵)の頭(侍大将)である番頭(ばんがしら)につぐ地位にあった。江戸幕府の新番頭,小十人(こじゆうにん)頭,徒士(かち)頭,百人組之頭,先手(さきて)頭などはいずれも布衣(ほい)の格であり,諸藩の物頭にあたる。このうち新番組は騎兵(本来の侍),小十人組・徒士組は歩兵(本来の足軽),百人組は鉄砲隊(与力,同心),先手組は弓・鉄砲の両隊(与力,同心)であった。

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大辞林 第三版の解説

ものがしら【物頭】

もののかしら。武家の家老、町方・村方の庄屋・名主など。
武家時代、弓組・鉄砲組などの足軽の頭。組頭。足軽頭。
能で頭に戴くもの。かぶり物。

出典|三省堂
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