盲将棋(読み)メクラショウギ

デジタル大辞泉 「盲将棋」の意味・読み・例文・類語

めくら‐しょうぎ〔‐シヤウギ〕【盲将棋】

双方または一方が盤や駒を使わず、口頭で指し手を運ぶ将棋
へたな将棋。へぼ将棋。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「盲将棋」の意味・読み・例文・類語

めくら‐しょうぎ‥シャウギ【盲将棋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 将棋で、一方または両方が盤と駒を見ずにさすこと。また、その将棋。駒の移動はことばを使って知らせ合う。
  3. よく考えもしないでむやみにさす将棋。
    1. [初出の実例]「ナニ、此盲将棊(メクラセウギ)め、太吉なざア、〈略〉本気で勝たつもりで居る」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android