デジタル大辞泉 「直任」の意味・読み・例文・類語 じき‐にん〔ヂキ‐〕【直任】 順序を経ないで、ただちに数段上の職に任ずること。「次第を経ず、―の僧都になされ」〈太平記・二五〉 ちょく‐にん【直任】 ⇒じきにん(直任) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「直任」の意味・読み・例文・類語 じき‐にんヂキ‥【直任】 〘 名詞 〙 順序を踏まないで、直ちにその官職に任ずること。[初出の実例]「参議を経ずしてぢき任せらる」(出典:竹むきが記(1349)下)「翌日是を取進せし円成阿闍梨、次第を経ず、直任(ヂキニン)の僧都になされ」(出典:太平記(14C後)二五) ちょく‐にん【直任】 〘 名詞 〙 順序をふまないで、直ちにその官職に任ずること。じきにん。〔書言字考節用集(1717)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例