直腸麻酔(読み)ちょくちょうますい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「直腸麻酔」の意味・わかりやすい解説

直腸麻酔
ちょくちょうますい

直腸の中に麻酔薬を注入することによって、患者を眠らせる方法である。使用麻酔薬として、以前はアベルチン、パラルデヒドなどが用いられたが、現在はジアゼパムがおもである。体重1キログラム当り0.4~0.5ミリグラムを直腸内に挿入すると、30分前後で眠ってしまう。この麻酔法は麻酔の深さなどの調節がむずかしいので、手術の際に単独で使用されることはなく、他の全身麻酔補助としても今日ではほとんど使用されない。小児の検査時などに体動の抑制を目的として鎮静する際に用いられることが多い。

山村秀夫・山田芳嗣]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む