コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

全身麻酔 ゼンシンマスイ

4件 の用語解説(全身麻酔の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぜんしん‐ますい【全身麻酔】

中枢神経系を麻痺(まひ)させて、全身の知覚や意識を失わせること。吸入麻酔を用いるか、または麻酔薬を静脈内や筋肉に注射する。→局所麻酔

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ぜんしんますい【全身麻酔】

全身に麻酔をかけること。また、その方法。 ↔ 局所麻酔

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

全身麻酔
ぜんしんますい

麻酔」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

全身麻酔
ぜんしんますい

麻酔薬を中枢神経に作用させて、その機能を可逆的に麻痺(まひ)させることによって麻酔効果を得る方法である。麻酔効果というのは意識の消失、無痛、反射の減弱、筋の弛緩(しかん)などをさしている。このような効果は、昔は単一の麻酔薬を多量に用いて、麻酔を深くすることで得ていたが、現在ではそれぞれの作用をもつ薬をいくつか少量ずつ組み合わせて、結果として深い麻酔を行う方法がとられている。これをバランス麻酔といっている。
 全身麻酔の種類としては、麻酔薬の投与経路によって、吸入麻酔、静脈麻酔、直腸麻酔、筋肉内麻酔などがあるが、麻酔の深さの調節性の大きい前二者が広く用いられている。つまり、バランス麻酔の目的で、静脈麻酔で患者を気持ちよく眠らせたあと、吸入麻酔によって麻酔の深度を調節し、無痛や反射の減弱をおこし、筋弛緩薬の静脈注射により筋の弛緩を得るという方法である。吸入麻酔薬をまったく使わずに、短時間作用性の静脈麻酔薬と麻薬性鎮痛薬の持続注入を用いる全静脈麻酔もよく行われる。
 全身麻酔の特徴としては、効果が確実で、あらゆる部位の手術が可能であること、麻酔時間や麻酔の深さが自由に加減できること、患者に苦痛がないこと、積極的に人工呼吸をすることができること(調節呼吸という)など多くのものがある。しかし、麻酔中の患者には意識がなく、防御的な反射も失われるので、麻酔を行う医師が絶えず患者の安全のために気を配り、十分な全身管理をすることが要求される。麻酔薬の中枢神経に作用する機序(メカニズム)については、現在なお完全には解明されていない。[山村秀夫・山田芳嗣]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の全身麻酔の言及

【吸入麻酔】より

…麻酔薬を呼吸により肺から摂取する麻酔で,全身麻酔の一つ。呼吸により肺胞に達した麻酔薬(吸入麻酔薬)は,物理的に肺胞から肺毛細血管を流れる血液に拡散し,血液に溶解する。…

【麻酔】より

…薬の作用により体の一部あるいは全身の知覚と運動機能を一時的に消失させ,手術のような体に侵害を加える際の痛みや精神的苦痛を取り除くことをいう。薬の作用が局所に限られるものを局所麻酔と呼び,全身的に作用するものを全身麻酔と呼ぶ。全身麻酔は通常意識消失を伴う。…

※「全身麻酔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

全身麻酔の関連キーワード全身血達磨火達磨遍満骨身に沁みる身に過ぎる身になる骨身に応える全身アナフィラキシー拡散の法則(神経応答)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

全身麻酔の関連情報