日本歴史地名大系 「相の谷村」の解説 相の谷村あいのたにむら 山口県:岩国市相の谷村[現在地名]岩国市大字相ノ谷蓮華(れんげ)山(五七六・四メートル)の北麓、二鹿(ふたしか)谷の上流にある村で、伊房(いぶさ)村の西南にあたる。寛永二〇年(一六四三)に河内(こうち)郷を分割してできた村で、慶安四年(一六五一)の「御領分村一紙」に村名がみえる。村名は二鹿村に鎮座する二鹿大明神の由来の梅津中将が鹿に行き会った地であることからの命名と伝えられるが、藍の谷とする説もある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by