相の谷村(読み)あいのたにむら

日本歴史地名大系 「相の谷村」の解説

相の谷村
あいのたにむら

[現在地名]岩国市大字相ノ谷

蓮華れんげ(五七六・四メートル)の北麓、二鹿ふたしか谷の上流にある村で、伊房いぶさ村の西南にあたる。

寛永二〇年(一六四三)河内こうち郷を分割してできた村で、慶安四年(一六五一)の「御領分村一紙」に村名がみえる。村名は二鹿村に鎮座する二鹿大明神の由来の梅津中将が鹿に行き会った地であることからの命名と伝えられるが、藍の谷とする説もある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む