相互選択型入試(読み)そうごせんたくがたにゅうし

知恵蔵mini 「相互選択型入試」の解説

相互選択型入試

大学側と受験生側が相互に選択し合う入試形態を指す造語。進学領域における2016年のトレンドを表すキーワードとして、株式会社リクルートホールディングスが15年12月に発表した。同社は、政府が2020年の実現に向けて高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革を進める中、大学側が求める意欲能力を持った学生像を明確にし、教育の質向上や選抜方法の転換に取り組み始めていると指摘。一方、学生側にも偏差値だけでなく自分に合った大学を主体的に選ぶ動きが広がりつつあるとして、国立私立を問わず「相互選択型入試」を導入する大学が増えると予測している。

(2015-12-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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