私立(読み)シリツ

  • わたくしりつ

大辞林 第三版の解説

スル
個人や法人が設立し経営していること。また、そのもの。特に、私立学校をいうことが多い。わたくしりつ。 → 国立公立
自分の力でやっていくこと。 官に在て事を為すと、其範囲を脱して-するとの利害得失を述べ/学問ノススメ 諭吉
同音の市立との混同を防ぐための読み方
しりつ私立

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 個人や民間団体が設立し維持すること。また、そのもの。官立や公立に対していう。わたくしりつ。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「此は今をさる七百年前に、『アッツォル』氏私立の寺なり」
※たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉一「入谷ぢかくに育英舎とて、私立(シリツ)なれども生徒の数は千人近く」
③ 他の助けを借りないで自分の力でやっていくこと。独立。
※学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉二「一個私立の活計を為し得ざる者は、時勢の学問に疎き人なり」
〘名〙 (「私立(しりつ)」を、同音の「市立」と区別するためにいう) 個人や民間団体が設立し経営すること。また、その施設や学校など。

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