相俟(読み)あいまって

精選版 日本国語大辞典 「相俟」の意味・読み・例文・類語

あい‐まって あひ‥【相俟】

〘副〙 (「あい」は互いに、「まつ」は期待するの意。二つ以上の事柄が一緒になって、ある結果をひき起こす場合などに使われる) 互いに作用し合って。互いの力によって。
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石報告「其畑が彼の顔の傍で何時の間にか消えて行く具合が、何処にも締りを設ける必要を認めてゐないらしい彼の眼鼻と相待(アヒマ)って」

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