相対貿易法(読み)あいたいぼうえきほう

改訂新版 世界大百科事典 「相対貿易法」の意味・わかりやすい解説

相対貿易法 (あいたいぼうえきほう)

1655-71年(明暦1-寛文11)の長崎貿易の取引方法。糸割符制の廃止により,それまで排除されていた糸割符仲間以外の商人でも,白糸を含めて外国側と直接(相対に)値段を決めて取引できるようになった。しかし,せり買いによる価格騰貴,大量の銀流出が幕府の問題とするところとなり,金・銅・銅銭炉滓(ろかす)の輸出,輸出入禁制品指定,入出港規制の強化,買占め禁止など,市法貿易法への準備がなされた。
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