相応う(読み)フサウ

デジタル大辞泉 「相応う」の意味・読み・例文・類語

ふさ・う〔ふさふ〕【相応う】

[動ワ五(ハ四)]
よくつりあう。似合う。
「水の美しさが、酒造に―・うのであった」〈秋声仮装人物
気に入る。
大臣おとど少し―・はぬさまにて」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「相応う」の意味・読み・例文・類語

ふさ・うふさふ【相応】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 よく合う。適合する。似合う。つりあう。また、心にかなう。気に入る。
    1. [初出の実例]「ぬば玉の 黒き御衣を まつぶさに 取り装ひ 沖つ鳥 胸見る時 羽叩ぎも これは布佐波(フサハ)ず」(出典古事記(712)上・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む