共同通信ニュース用語解説 「相撲協会の年寄襲名資格」の解説
相撲協会の年寄襲名資格
日本相撲協会の年寄襲名資格 大相撲の力士が現役引退後に相撲協会に残って親方になるには105ある年寄名跡のいずれかを襲名する必要がある。襲名は日本国籍を有する者に限られる。横綱経験者は5年、大関経験者は3年、しこ名のまま親方として協会に残ることができる。顕著な功績を残した力士には「一代年寄」が授与されることもあり、過去には大鵬、千代の富士(辞退)、北の湖、貴乃花の4横綱に贈られた。
年寄襲名は横綱、大関や三役1場所以上、幕内通算20場所以上などが条件。年寄資格審査委員会が本場所の成績や指導力の有無、賞罰の状況などで適否を審査し、理事会に報告。理事会で認められれば襲名が決まる。
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