日本歴史地名大系 「相良家文書」の解説 相良家文書さがらけもんじよ 二冊 東大史料編纂所編 大正六年・七年刊原本 慶応大学写本 人吉市図書館解説 鎌倉期から嘉永までの古文書一千二六点。付録として相良為続連歌草子・詞林摘葉を収録。大日本古文書。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「相良家文書」の意味・わかりやすい解説 相良家文書さがらけもんじょ 鎌倉時代に肥後(ひご)国(熊本県)人吉荘(ひとよしのしょう)地頭(じとう)であり、江戸時代には人吉藩主であった相良家に伝わった古文書(こもんじょ)。現在は慶応義塾大学図書館の所蔵に帰し、1253通が一括して国の重要文化財に指定されている。鎌倉時代の荘園支配のあり方や中世武士団のあり方、また戦国大名のあり方などを分析するうえで豊富な内容をもっており、武家文書の代表的なものである。刊本『大日本古文書 家わけ5』(2冊)所収。[服部英雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by