日本歴史地名大系 「県村」の解説 県村あがたむら 栃木県:足利市県村[現在地名]足利市県町矢場(やば)川左岸の低地に位置し、対岸は上野国邑楽(おうら)郡秋妻(あきづま)村(現群馬県邑楽郡邑楽町)・同山田(やまだ)郡荒金(あらかね)村、南東は羽苅(はかり)村。地名の由来は、古代の県主の居住地であったことによるという説がある。貞治元年(一三六二)一二月二五日の関東公方足利基氏御判御教書(神田孝平氏所蔵文書)に足利庄内「県郷」とみえ、県下総入道(下野入道)の所領であった同郷が、本領であることを理由に高師秋の子師有に還付されている。年未詳一〇月八日の足利義詮書状(保坂潤治氏所蔵文書)によると、鎌倉建長寺宝珠(ほうじゆ)庵に寄進されており、これを不服とする県下野入道は同郷返付の訴訟を起こした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by