県犬養吉男(読み)あがたのいぬかいの よしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「県犬養吉男」の解説

県犬養吉男 あがたのいぬかいの-よしお

?-? 奈良時代官吏
県犬養持男の兄か。内舎人(うどねり),肥前守をへて天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)伊予介となる。天平10年橘奈良麻呂(たちばなの-ならまろ)の宴でよんだ歌が「万葉集」巻8におさめられている。
格言など】奈良山の峯の黄葉(もみちば)取れば散る時雨(しぐれ)の雨し間(ま)無く降るらし(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む