コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

奈良山(読み)ナラヤマ

世界大百科事典 第2版の解説

ならやま【奈良山】

平城山,寧楽山,楢山,那羅山とも記される。奈良盆地北部と京都府相楽郡木津町との境界を東西に走る標高100m前後の低丘陵。大和と山城を結ぶ古くからの交通路として,東部の奈良坂越,西部の歌姫越が利用された。この地域には多数の古墳があり,古くは和珥(爾)(わに)氏との関係が深く,皇族や有力貴族の陵墓も存在する。平城宮に供給する瓦を焼く瓦窯群が存在した。奈良坂【櫛木 謙周】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ならやま【奈良山】

奈良盆地の北にある丘陵。京都府と奈良県の境で、奈良坂がある。⦅歌枕⦆ 「 -のこのてがしはのふたおもてとにもかくにもねぢけ人かも/古今六帖 6

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

奈良山
ならやま

奈良県北部、奈良盆地の北方、奈良市と京都府木津川(きづがわ)市との境界を東西に走る低山性丘陵。平城山、那羅山などとも書き、『万葉集』など古歌によく詠まれている。古墳も多い。現在、東半の奈良市街地北側の丘陵を佐保丘陵、西半の平城(へいじょう)京跡北側の丘陵を佐紀丘陵とよぶ。古代、京都との間に東の奈良坂越え、西の歌姫越えがあり、いまは国道24号、関西本線、近畿日本鉄道京都線などが通じる。奈良ドリームランド(1961年開園、2006年閉園)建設後は宅地開発が進み、都市基盤整備公団(現、都市再生機構)によって平城・相楽ニュータウンが造成された。[菊地一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

オヤカク

企業が採用内定者である学生に対して、「親が入社を承諾しているか」を確認する行為、または、内定学生の親に直接、入社承諾の確認をする行為のこと。「親に確認する」の略語。親が反対しているという理由で内定を辞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

奈良山の関連情報