真刀徳次郎(読み)しんとう とくじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真刀徳次郎」の解説

真刀徳次郎 しんとう-とくじろう

?-1789 江戸時代中期の盗賊
陸奥(むつ),常陸(ひたち),上総(かずさ),武蔵(むさし)などで犯罪をかさねる。寛政元年(1789)火付盗賊改役長谷川平蔵に子分らとともに捕らえられ,武蔵大宮(埼玉県)で処刑された。移嶋散人の「天明水滸(すいこ)伝」などでは,神道徳次郎の名で登場する。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android