真嘉比村(読み)まかびむら

日本歴史地名大系 「真嘉比村」の解説

真嘉比村
まかびむら

[現在地名]那覇真嘉比まかび・真嘉比二―三丁目・古島ふるじま古島一―三丁目・松島まつしま一―二丁目・銘苅めかる一丁目・おもろまち四丁目

天久あみく村・銘苅みかる村の東に位置し、北は安謝あじや川を境に西原にしばる間切末吉しーし村、東は真嘉比まかび川を境に首里城下に接する。一帯は丘陵地で小字真嘉比原まかびばる集落が形成されていた。真和志まーじ間切所属。絵図郷村帳に「まかひ村」、琉球国高究帳の真和志間切に「まび村」とみえ、高頭一一五石余、うち田八八石余・畠二七石余。「琉球国由来記」「琉球国旧記」には「真壁村」とあり、また「中山伝信録」には「亀田村」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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