真壁グスク(読み)まかべぐすく

日本歴史地名大系 「真壁グスク」の解説

真壁グスク
まかべぐすく

[現在地名]糸満市真壁

真壁まかべ集落の北、琉球石灰岩丘陵上の標高約八二メートルに位置する。当グスクに拠っていた真壁按司の飼っていた駿馬をめぐって争いが起こったという。戦いに敗れた按司は駿馬共々コバ森で滅びたが、按司の子孫がこの森で霊石を見付けたという伝説がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android