真孝村(読み)しんこうむら

日本歴史地名大系 「真孝村」の解説

真孝村
しんこうむら

[現在地名]隼人町真孝

国分郷住吉(すみよし)村の西にあり、西は清水(きよみず)川を境に同郷野久美田(のくみだ)村、南は浜市(はまのいち)村。内海(鹿児島湾)内に辺の小島(現辺田小島)・洋の小島(現沖小島)、弁天(べんてん)島、最早島(現一杯島)の四島からなる神造(かみつくり)島がある。「続日本紀」の天平宝字八年(七六四)一二月条に桜島噴火関連の記事として「於麑島信尓村之海沙石自聚化成三嶋」とあり、この「三嶋」は江戸時代以来当地の神造島の辺田小(へたこ)島・弁天島・沖小(おきこ)島と考えられてきた(三国名勝図会・薩隅日地理纂考)。最近の火山学・地質学によると、これらの島は八世紀代の化成とは認められないという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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