新山(読み)シンヤマ

精選版 日本国語大辞典 「新山」の意味・読み・例文・類語

しん‐ざん【新山】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 噴火地殻変動などによって新しくできた山。昭和新山など。
  3. あらたに発掘する鉱山。
    1. [初出の実例]「岩屋善太郎といへる者頼みにしてくだれば、是も熊野の新山にかかり、身体くづれて分散と成」(出典:浮世草子・俗つれづれ(1695)五)

しん‐やま【新山】

  1. 〘 名詞 〙 新しく材木を切りだしたり、鉱物を掘り出したりする山林や鉱山。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「新山」の意味・わかりやすい解説

新山
にいやま

岩手県中央部、紫波(しわ)郡紫波町にある山。標高562メートル。山頂の北東部に岩手放送、NHKなどのテレビ送信所がある。山頂の平坦(へいたん)部は新山ゴルフ場。北麓(ろく)の志和稲荷(しわいなり)、山王海(さんのうかい)ダムを結ぶハイキングコースがある。

[川本忠平]

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世界大百科事典(旧版)内の新山の言及

【鳥海山】より

…日本海岸にまですそ野が広がる秀麗な成層火山で,出羽富士,秋田富士とも呼ばれる。最高峰の新(しん)山(2237m)を中央火口丘として七高(しちこう)山,伏拝(ふしおがみ)岳などの外輪山がこれをかこむ東鳥海火山と,火口湖の鳥ノ海を中心とする西鳥海火山の二つの火山体からなる。新山は1801年(享和1)に噴火して形成されたので,享和岳とも呼ばれている。…

※「新山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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