日本歴史地名大系 「真理村」の解説 真理村まりむら 千葉県:木更津市真理村[現在地名]木更津市真理下内橋(げないはし)村の北東、小櫃(おびつ)川中流東岸の支流武田(たけだ)川流域に位置する。真里村とも記された。横田(よこた)村(現袖ケ浦市)から東進してきた久留里(くるり)道が通る。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一千三六一石。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高一千三二五石余、家数一〇四、久留里藩領。天保郷帳では高一千三五〇石余。寛文四年(一六六四)以降の領主の変遷は下内橋村に同じ。武田川用水の分配場所であった武田堰は当村地内にあり、堰のとめ板を加減することで水量を調節していた(中村家文書など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by