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真空のエネルギー しんくうのえねるぎー vacuum energy

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知恵蔵2015の解説

真空のエネルギー

量子力学によると、真空中では場の最低エネルギー状態がゆらぎ、仮想粒子の対が生まれては消える。このエネルギーを指していう。宇宙誕生時のインフレーション(急膨張)の原動力ともみられている。

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

しんくう‐の‐エネルギー【真空のエネルギー】

宇宙創世のごく初期に、宇宙の急膨張を引き起こしたとされるエネルギー。インフレーション宇宙論によれば、真空相転移が生じ、そのエネルギーが潜熱として解放されて熱に転じ、超高温の宇宙が加速膨張したと考えられている。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

しんくうのエネルギー【真空のエネルギー】

場の量子論においては、真空は粒子対の生成、消滅で充ち満ちている複雑な状態であり、どの真空を選ぶかが系の性質を決める。こうした真空間の遷移エネルギーをいう。ウイークボソンが大きな質量を持つのも、真空のエネルギーを獲得したことによる(ヒッグス機構)。

出典|三省堂
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