真言師(読み)シンゴンシ

デジタル大辞泉 「真言師」の意味・読み・例文・類語

しんごん‐し【真言師】

密教の法によって、加持祈祷かじきとうをする僧。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真言師」の意味・読み・例文・類語

しんごん‐し【真言師】

〘名〙 呪師ともいい、広義には真言阿闍梨(あじゃり)狭義は特に真言密教の加持祈祷をする僧。
今昔(1120頃か)三一「久く其の諸尊の座位違て有けるに、人有て、此をば誰か直し可奉きとて、諸の真言師の僧を呼て直させけれども、様々に云つつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android