眼光炯炯(読み)がんこうけいけい

精選版 日本国語大辞典 「眼光炯炯」の意味・読み・例文・類語

がんこう‐けいけいガンクヮウ‥【眼光炯炯】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 目が鋭く光り輝くさま。洞察力観察力のするどいさま。
    1. [初出の実例]「神異なる英才は、〈略〉眼光烱々人を圧する概を見る」(出典:史疑(1902)〈村岡素一郎〉二)
    2. 「眼光烱々(ガンクヮウケイケイ)たる機敏な掏摸(すり)共が」(出典面白半分(1917)〈宮武外骨人体の改造すべき点)

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四字熟語を知る辞典 「眼光炯炯」の解説

眼光炯炯

目が鋭く光り輝く様子。洞察力、観察力のするどい様子。

[活用] ―として。

[使用例] 眼光炯々として、何となく教祖らしい威厳を与える、しかもあんまり年よりでない白衣をさがしていた[丹羽文雄*蛇と鳩|1952]

[解説] 「炯炯」は眼光の鋭い様子。

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