眼振計(読み)がんしんけい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「眼振計」の意味・わかりやすい解説

眼振計
がんしんけい

眼球の偏位や振動を電気的に記録する装置で、眼球運動計ともよばれる。主として平衡機能検査(前庭機能検査)およびレム睡眠の研究に応用されるが、作業時の眼球運動記録に用いられることもある。眼球は前後方向に正負の電位差をもち、眼球の周りの皮膚に誘導されているので、測定に際しては、眼球周囲の上下左右に直径0.5~1.0ミリメートルの電極を貼(は)り付け、この電極で誘導された電位を増幅、記録する。したがって閉眼や暗所でも記録可能である。測定される電位は数十マイクロボルトと微弱なので、商用電源や筋電図などの雑音を除くために高域除去フィルターが使われる。なお、平衡機能検査はめまいや平衡異常を訴える患者の診断に用いられる。

[古川俊之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

10月14日。明治5年(1872)10月14日、日本最初の鉄道、新橋~横浜間が開通した日にちなむ。[補説]大正11年(1922)鉄道省により鉄道記念日として制定。平成6年(1994)、運輸省(現国土交...

鉄道の日の用語解説を読む