(読み)ヘイ

デジタル大辞泉 「睥」の意味・読み・例文・類語

へい【睥】[漢字項目]

[音]ヘイ(漢)
横目でにらむ。「睥睨へいげい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「睥」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音] ヘイ
[字訓] みる・にらむ

[字形] 形声
声符は(卑)(ひ)。〔広雅、釈詁一〕に「るなり」とあり、睥睨(へいげい)することをいう。強く視線を走らせて、にらむ意である。

[訓義]
1. みる、にらむ。
2. 睥睨はながしめ、うかがいみる。また、城上のひめがき。
3. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
名義抄〕睥 ミル

[語系]
睥・・婢bieは同声。pieに卑下邪僻の意がある。睥睨はまた俾倪僻倪に作り、城上の女牆(ひめがき)をいう。

[熟語]
睥睨睥窃

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android