デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「睿実」の解説 睿実 えいじつ ?-? 平安時代中期の僧。天台宗。愛宕(あたご)山でつねに法華経を読誦(どくじゅ)。晩年は九州で世俗の生活をして財をなす。人をたぶらかすものとして肥後守にすべてを没収されたが,その妻の病気をなおし帰依(きえ)をうける。円融天皇(在位969-984)の病気治療にいく途中,道端の病人をてあつく看護した話もある。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例