睿実(読み)えいじつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「睿実」の解説

睿実 えいじつ

?-? 平安時代中期の僧。
天台宗愛宕(あたご)山でつねに法華経読誦(どくじゅ)。晩年九州世俗の生活をして財をなす。人をたぶらかすものとして肥後守にすべてを没収されたが,その妻の病気をなおし帰依(きえ)をうける。円融天皇(在位969-984)の病気治療にいく途中,道端の病人をてあつく看護した話もある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android