矢倉台遺跡(読み)やぐらだいいせき

日本歴史地名大系 「矢倉台遺跡」の解説

矢倉台遺跡
やぐらだいいせき

[現在地名]杉並区成田西四丁目

善福寺ぜんぷくじ川が大きく流れを変える最初の左岸に立地する古墳時代の遺跡。川面から五メートル前後の高台で、遺跡名は中世の頃にあった陣屋櫓に由来する。昭和二七年(一九五二)萩原弘道が工事で露出した竪穴住居跡群を発見、調査の結果古墳時代の住居跡一四軒に環溝がめぐり、住居跡の北壁にカマドがあることが判明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android