知に処すること則ち難し(読み)ちにしょすることすなわちかたし

故事成語を知る辞典 「知に処すること則ち難し」の解説

知に処すること則ち難し

知っていることを安易に行動に出してしまうと、重大な危険に陥ることがある、という戒め。

[由来] 「韓非子―説ぜい難なん」に見えることばから。ある家臣は、主君がある国に攻め込みたいと思っているのを知っていて、それをそのまま言ってしまったがために、敵をあざむこうとする主君の作戦の犠牲となって殺されてしまいました。また、ある人物は、盗賊に気をつけるべきだと知っていて、それを隣人に忠告したために、かえって盗みの疑いをかけられてしまいました。この二人の話からわかるように、「知の難きに非ず、知に処すること則ち難きなり(知ることよりも、知ったことにどう対処するかの方が難しい)」と結論づけています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

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