石上銅鐸出土地(読み)いそのかみどうたくしゆつどち

日本歴史地名大系 「石上銅鐸出土地」の解説

石上銅鐸出土地
いそのかみどうたくしゆつどち

[現在地名]天理市石上町小字平尾山

集落の東方約一キロ、標高一〇〇メートル余りの半島状の小丘に位置する。西と西北眺望が開ける姫丸ひめまる神社鎮座地の東約二〇〇メートルの地点で、里道のほとりに記念碑が立てられている。明治一六年(一八八三)三月、この記念碑の北約八・六メートルの地点で、地表から五〇センチの深さで一つの銅鐸が発掘された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android