石中象治(読み)イシナカ ショウジ

20世紀日本人名事典 「石中象治」の解説

石中 象治
イシナカ ショウジ

昭和期の詩人 元・九州大学教授。



生年
明治33(1900)年4月28日

没年
昭和56(1981)年11月12日

出生地
熊本県

学歴〔年〕
東京帝大独文科〔昭和4年〕卒

経歴
東京帝大卒業後、文部省嘱託となる。その後、独文学者として徳島高工、山口高校、六高、九州大、千葉商大教授を歴任。この間同人誌「日暦」「日本浪曼派」などに詩を発表。昭和14年詩集「海の歌」を刊行した。ニーチェ「人間的なあまりに人間的な」、リルケロダン」、ヘッセ車輪の下」などの翻訳をはじめ、「ドイツ戦争文学」「私の文芸ノート」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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