デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井勇吉」の解説 石井勇吉 いしい-ゆうきち 1843-1897 幕末-明治時代の漆芸家。天保(てんぽう)14年生まれ。富山県高岡の人。父勇助の創始した中国風の漆芸技法(勇助塗)を継承。明治10年の内国勧業博覧会をはじめ,内外博覧会などで入賞をかさねた。弟の与三吉も業をつぎ,勇助塗は高岡の特産となった。明治30年9月8日死去。55歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例